【ステージ1以降】資産運用に必須の3つの管理表とは
資産を運用していくうえで、資産の現状を正確に把握することは重要です。現状を正確に把握することで、今後の資産運用の方針がより明確となり、正しい方向に進んでいくことができます。
資産の現状を正確に把握するためには、管理表を作成して定期的に更新することをお勧めします。
今回は資産運用に必須の3つの管理表について説明します。
3つの管理表
資産運用に必須の3つの管理表を以下に記します。
- 家計簿
- 損益一覧表
- 資産一覧表
家計簿は月々の家計の収支を管理するためのものです。月々の家計の収支を黒字にして、投資の資金を捻出することが基本です。
損益一覧表は投資の収支を管理するためのものです。せっかく投資の資金を捻出をしても、運用した結果が赤字となるのは本末転倒ですので、それを避けるようにします。
資産一覧表は資産の総額と構成比率を管理するためのものです。総額と構成比率の時間的変化を把握することも重要です。
それぞれの管理表について、これから説明していきます。
家計簿
資産を構築するためには、毎月の家計の収支を黒字にして、投資資金を捻出し続けることが重要です。
これには、まず収入と支出の両方を把握する必要があります。
収支を把握するためには、家計簿をつけることが必須であると思います。
正確に収支を把握するためには1年は継続する必要がありますが、数ヶ月でだいたいの感じはつかめてきます。
家計簿はつけておしまいではありません。それをもとに家計を見直すことも重要です。ご留意ください。
家計簿の作成方法の詳細は以下の記事を参照お願いします。
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損益一覧表
損益一覧表は各資産の購入してから現時点までの通算損益の一覧を整理して記録します。
資産ポートフォリオは、現金、株式、債券、不動産、貴金属、仮想通貨、等の個人や法人が保有している資産の一覧のことです。
損益一覧表を利用して、資産ポートフォリオの各資産への投資のパフォーマンスの時間的変化を分析することで、これからの資産運用の方針を決定することができます。
投資のパフォーマンスが良い場合は、同様の投資案件への投資額を増やすことを検討します。逆にパフォーマンスが悪い場合は、同様の投資案件への投資額を減らすことを検討します。
損益一覧表の作成方法の詳細は以下の記事を参照お願いします。
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資産一覧表
資産一覧表には、資産ポートフォリオの全構成要素の最新の評価額を整理して記録します。
資産一覧表を利用して、資産ポートフォリオの時価総額とその内訳の時間的変化を分析することで、これからの資産運用の方針を決定することができます。
資産ポートフォリオのリバランスが必要となることもあります。また資産の家計の収支のさらなる改善が必要となることもあります。
資産一覧表の作成方法の詳細は以下の記事を参照お願いします。
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おわりに
今回は資産運用に必須の3つの管理表について書きました。
3つの管理表を活用して、着実に資産を構築できるようにしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様のお役に立てましたら幸いです。
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