【ステージ1以降】投資資金の捻出の4つのプロセスとは
本ブログ『資産の構築と運用の5つのステージ』では、5つのステージで段階的に資産を構築し運用することを提唱しています。
今回は投資資金の捻出のプロセスを説明します。
投資資金の捻出のプロセス
本ブログでは投資により資産を構築することを目指しています。
ただ投資は余剰資金で行うのが原則です。投資のリスクはゼロではありません。家計の収支が赤字でも、借金して投資するということはアウトです。
このため毎月の家計の収支を黒字にして、投資資金を捻出し続けることが重要です。
投資資金の捻出のプロセスとして以下を提案します。
- 収入と支出の把握
- 投資の目標額の設定
- 収入と支出の目標額の設定
- 収入の増加策と支出の削減策の決定
収入と支出の把握
まず収入と支出を把握します。
収入と支出のうち、収入は給与明細、等でまだ把握しやすいと思います。
支出が把握できていない方々には、まず家計簿をつけることをお勧めします。
詳細は以下の記事を参照お願いします。
wisteriafinance.hatenablog.com
投資の目標額の設定
収入と支出を把握したうえで、投資に振り分ける資金の目標額を設定します。
目標額は個々の事情により異なります。
【ステージ1】でまだ家計の収支が赤字の方々は、たとえ少額でもとにかく定額を捻出することが重要です。
【ステージ2】でiDeCo(個人型確定拠出年金)やNISAを開始した方々は、拠出可能な枠を使い切ることが目最終的な目標となるでしょう。
【ステージ3】以降の方々は、さらに上積みしていきましょう。ただし無理のない範囲内で。
収入と支出の目標額の設定
投資の目標額を実現するために、収入と支出のそれぞれに目標額を設定します。
本ブログでは、ワークライフバランスを超えたワークライフインベストメントバランスを提唱しています。
これはワーク(収入)、ライフ(支出)とインベストメント(投資)のバランスを考えるということです。
収入の増加策と支出の削減策の決定
収入と支出の目標額を実現するために、収入を増やし、支出を減らす対策を決定します。
収入の増加
収入と聞くと、直ちに仕事からの収入をイメージしがちです。しかし以下に示しました通り、他の種類の収入もあります。
- 仕事からの収入
- 年金からの収入
- 投資からの収入
- 贈与と相続からの収入
- その他の収入
家計の収支の改善というと、収入は仕事からのものだけで変わらないことを前提として、後はどう節約して支出を削減するか、という議論になりがちです。
本ブログでは、仕事以外の収入を含めて考えていきます。
詳細は以下の記事を参照お願いします。
wisteriafinance.hatenablog.com
支出の削減
支出の削減の基本的な考え方は「身の丈にあった生活をする」です。
最初から収入の一部がなかったものとして、支出はその範囲におさめて、残りを投資に回します。
支出は以下の3つに分類して管理するのがお勧めです。
- 定常費 : 生活に必須であり、毎月発生する費用
- 特別費 : 生活に必須であるが、毎月は発生しない費用
- 娯楽費 : 生活に必須ではない費用
本ブログでは、これらの3つの費用のそれぞれにつき削減のポイントを提示しています。
詳細は以下の記事を参照お願いします。
wisteriafinance.hatenablog.com
おわりに
今回は投資資金の捻出のプロセスについて書きました。
毎月、着実に投資に回せるようにして資産を増やしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様のお役に立てましたら幸いです。
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