【ステージ1以降】資産構築の第一歩は家計簿から
資産を構築するためには、毎月の家計の収支を黒字にして、投資の資金を捻出し続けることが重要です。
これには、まず収入と支出の両方を把握する必要があります。
収支が把握できていない方々には、まず家計簿をつけることをお勧めします。
今回は家計簿のつけ方について説明します。
投資資金の捻出のプロセス
資産を構築するためには、毎月の家計の収支を黒字にして、投資資金を捻出し続けることが重要です。
投資資金の捻出のプロセスとして以下を提案します。
- 収入と支出の把握
- 投資の目標額の設定
- 収入と支出の目標額の設定
- 収入の増加策と支出の削減策の決定
まず収入と支出を把握します。
収入と支出を把握したうえで、投資に振り分ける資金の目標額を設定します。
その投資の目標額を実現するために、収入と支出のそれぞれに目標額を設定します。
その収入と支出の目標額を実現するために、収入を増やし、支出を減らす対策を決定します。あとは実行あるのみです。
まずは家計簿の習慣づけを
収入と支出のうち、収入は給与明細、等で把握しやすいと思います。
支出が把握できていない方々は、意外に多いのではないでしょうか。このような方々には、まず家計簿をつけることをお勧めします。
ハミガキのように習慣づけて、つけないと気持ちが悪い、となればしめたものです。
正確に支出を把握するためには1年は継続する必要がありますが、数ヶ月でだいたいの感じはつかめてきます。
Excelで自作がお勧め
世の中にはいろいろな種類の家計簿の帳面やアプリがあります。
帳面に手書きして電卓で計算するのは面倒ですね。計算ミスが無いか検算もしなければなりませんし。
アプリは必要以上に複雑な機能があったりして、使いにくいことが多かったりします。
そこでお勧めは、自分でExcelで作ってしまうことです。
こんなイメージです。
- 月ごとに1シート、さらに年の合計用の1シートで全13シートとする。
- 費目を列、日付を行のマトリックスとして、セルに数値(例:"1000")または計算式(例:"=1000+500")を入力する。
- 月の最終日の次の行を小計と合計の行として、その月の費目毎の小計と全費目の合計が計算式(SUM関数を利用)で自動計算されるようにする。
- 1月のシートを作ったらコピーして修正して12月のシートまで作る。
- 年の合計用のシートは、月のシートと同様に、費目を列、月のマトリックスとして、その年の費目毎の小計と全費目の合計が自動計算されるようにする。
家計簿についての詳細は以下の記事を参照お願いします。
wisteriafinance.hatenablog.com
費目の設定で注意すること
家計簿はつけておしまいではなく、それをもとに家計を見直すことが重要です。
見直しやすくするためには費目の設定に注意する必要があります。ポイントは以下の通りです。
- 生活に必須な費用とそうでない費用を分離する。
- 生活に必須な費用を、毎月発生する費用とそうでない費用にさらに分離する。
前者は、例えば、飲み会の費用やお土産に買ったケーキの費用は、"食費"とは別にする、ということです。
生活に必須ではない費用は、"娯楽費"、"文化費"等の名称をつけて一つにまとめましょう。
後者は、家電、家具、季節ものの衣料品、等です。変動が大きいので、毎月の定常的な支出とは、それぞれ別管理としたほうがやりやすいです。
"特別費"等の名称をつけて一つにまとめましょう。
以上を整理しますと、支出は以下の3つの費目に分類して管理するのがお勧めです。
- 定常費 : 生活に必須であり、毎月発生する費用
- 特別費 : 生活に必須であるが、毎月は発生しない費用
- 娯楽費 : 生活に必須ではない費用
おわりに
今回は家計簿のつけ方について書きました。
家計簿をまず習慣づけましょう。ただしつけておしまいではなく、それをもとに家計を見直すことが重要ですので、費目の設定には注意しましょう。これにより、毎月、少しずつでも資産を増加させることができます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
皆様のお役に立てましたら幸いです。
関連記事
親の階層
wisteriafinance.hatenablog.com
同じ階層
wisteriafinance.hatenablog.com
wisteriafinance.hatenablog.com
子の階層
wisteriafinance.hatenablog.com