【ステージ1以降】支出は3つの分類で減らす
資産を構築するためには、毎月の家計の収支を黒字にして、投資の資金を捻出し続けることが重要です。
そのためにすることは、収入を増やし、支出を減らすことです。
前回は「【ステージ1以降】収入を増やす8つの方法」として、まず月々のを増やすことについて説明しました。
今回は支出を減らす方法について説明します。
投資資金の捻出のプロセス
本ブログ『資産の構築と運用の5つのステージ』では、段階的に資産を構築し運用することを提唱しています。(資産の構築と運用の5つのステージの詳細はこちらを参照お願いします。)
資産を構築するためには、毎月の家計の収支を黒字にして、投資資金を捻出し続けることが重要です。
投資資金の捻出のプロセスとして以下を提案します。
- 収入と支出の把握
- 投資の目標額の設定
- 収入と支出の目標額の設定
- 収入の増加策と支出の削減策の決定
まず収入と支出を把握します。
収入と支出を把握したうえで、投資に振り分ける資金の目標額を設定します。
その投資の目標額を実現するために、収入と支出のそれぞれに目標額を設定します。
その収入と支出の目標額を実現するために、収入を増やし、支出を減らす対策を決定します。あとは実行あるのみです。
支出を減らすことの基本的な考え方
支出を減らすことの基本的な考え方は「身の丈にあった生活をする」です。
最初から収入の一部がなかったものとして、支出はその範囲におさめて、残りを投資に回します。
支出の3つの分類
3つの分類とは
以前に「【ステージ1以降】資産構築の第一歩は家計簿から」で、家計について書きました。
支出は以下の3つに分類して管理するのがお勧めです。
- 定常費 : 生活に必須であり、毎月発生する費用
- 特別費 : 生活に必須であるが、毎月は発生しない費用
- 娯楽費 : 生活に必須ではない費用
3つの費用の管理には、例えば以下のルールを設けるのがよいでしょう。
- 定常費と娯楽費には月々の予算を設定し、給与でまかなう。
- 特別費は1年の予算を設定し、賞与でまかなう。
- 3つの費用は厳密に管理し、もし余っても流用しない。
次に3つの費用の削減のポイントについて書きます。
定常費
一旦削減したら、毎月効果が自動的に継続する性質があるため、家計改善効果は大きいです。
逆に、一旦購入したら、後で見直すことが難しいものが多いため、これから契約する際には十分に検討しましょう。
金額が大きなところから見直すのが鉄則です。以下の費用ですね。
- 住居費 家賃、住宅ローン
- 教育費
- 生命保険料
- 自家用車の費用
- 通信費 携帯電話、スマホ
特別費
1年の予算を設定し、計画的に使用するのが肝心です。
以下のポイントに注意するとよいでしょう。
- 季節ものは売りつくしセールが始まってから買う。
- 家電、家具調度品、等は買い替えの頻度を見直す。(予算を数年単位で計画的に設定する。)
娯楽費
合言葉は「ラテマネーに気をつけろ!」です。
ラテマネーとは「日々の生活の中で何気なく使っている小さな出費」のことです。まさに「塵も積もれば山となる」です。
代表例が、毎朝の出勤時にスターバックスで買うカフェラテです。
なんとなく習慣になっていて支出を続けているが、実際には満足度は低いことも多いです。
一度、生活習慣を見直すことをお勧めします。これほど使っていたのかと必ず驚きます。
おわりに
今回は支出を減らす方法について書きました。
支出を、定常費、特別費と娯楽費の3つに分類して管理することを提案しました。
出来ることから試していきましょう。
毎月少しの金額でも、それを積み立てて運用し続けることで最終的には大きな金額となります。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
皆様のお役に立てましたら幸いです。
関連記事
親の階層
wisteriafinance.hatenablog.com
同じ階層
wisteriafinance.hatenablog.com
wisteriafinance.hatenablog.com
子の階層
wisteriafinance.hatenablog.com
wisteriafinance.hatenablog.com