【ステージ4以降】資産ポートフォリオの展開　不動産はまず国内の物件から

武蔵小杉のタワーマンション

以前に「【ステージ4以降】株式投資の次は不動産投資　では現物不動産かREITか」において、株式の次には不動産に投資することをお勧めする理由を説明しました。

今回は不動産としては、まず国内の物件に投資するのか望ましい理由を説明します。

本ブログ『資産の構築と運用の5つのステージ』では、段階的に資産を構築し運用することを提唱しています。(資産の構築と運用の5つのステージの詳細はこちら)を参照お願いします。)

資産ポートフォリオも段階的に構築します。
資産ポートフォリオは、以前に「【ステージ4】投資による資産構築の加速　考慮すべきは資産ポートフォリオ」で説明しました。資産を1種類に集中せずに分散して持つことで、リスクを軽減しつつ、ある程度のリターンを得るというものです。

資産ポートフォリオの構築の順番として【ステージ4】投資による資産構築の加速では、まず比較的ハイリスク・ハイリターンな株式に投資すること、次に株式と性格の異なる不動産に投資することをお勧めしました。

それでは最初にどのような不動産に投資するとよいでしょうか?

まず国内不動産か海外不動産のどちらかで考えてみましょう。

以下の理由で国内不動産をお勧めします。

「最初は国内不動産で不動産投資の経験を積んだほうがよい」について説明します。

不動産投資の1年目の流れを簡単に書くと以下の通りとなります。

いろいろとやることがありますね。
これらをいきなり海外不動産で行うのはハードルが高いと思います。

まずは国内不動産で経験を積むことをお勧めします。

困った時には参照できる日本語の情報が多いので助かります。

海外不動産の場合、日本とは制度や商慣習が若干異なっています。
また書類も英語であることが多いです。(それ以外の言語の場合は、日本語か英語どちらかの翻訳がつきます。)

国内不動産で経験を積めば、応用が利きます。

「国内不動産のほうが海外不動産より比較的リスクが低い」について説明します。

本ブログでは、リスクは「ハイリスク・ハイリターン」の中で用いる通り、期待するリターンからのばらつきの度合いで使うことがほとんどでした。
ここでのリスクは、それとは異なり、より一般的な意味で使っています。要するに「危ない」という意味ですね。

日本は世界で有数の安定した国ですから、個人でも会社でも海外よりも信頼がおける場合が多いです。また、何らかのトラブルが発生しても、相手と直談判したり、訴訟を起こすもできます。
地理的に遠く、各種制度が異なる海外では、そう簡単にはいきません。

「多くの人は資産ポートフォリオで海外資産より国内資産の比率が高い」について説明します。

以前に「【ステージ3】投資資金の準備　国際分散投資の開始」で国際分散投資の重要性を説明しました。
実際に資産ポートフォリオを国内資産と海外資産に分ける方々も多いと思います。

ここで、多くの方々は海外資産より国内資産の比率が高い資産ポートフォリオを組むのではないでしょうか。

その場合は、より多い国内資産のほうから、不動産を追加して種類の分割を図るほうが、資産ポートフォリオが安定します。

今回は、不動産投資としては、まず国内の物件に投資するのか望ましいことを書きました。
次回は、どのような国内の物件に投資するのか望ましいかを書く予定です。ご期待ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
皆様のお役に立てましたら幸いです。

↑応援のクリックをお願いします。

資産の構築と運用の5つのステージ